1:リンカンシャー・ウォールズ鉄道は、イングランド中東部リンカンシャーの丘陵地帯、ザ・ウォールズ The Wolds にある標準軌の蒸気保存鉄道。列車は、拠点のラドバラ Ludborough 駅から北へ2.4kmのノース・ソアズビー North Thoresby まで畑地の中の一直線の線路を走る。主として4～9月の日曜に運行され、所要片道15分。
3:ピーク・レールは、ピーク・ディストリクト国立公園から流れ出るダーウェント川の谷を行く標準軌の蒸気保存鉄道。ルートは廃止された旧国鉄線のマトロック Matlock ～ローズリー・サウス Rowsley South 間6.4kmで、シーズンの主として週末に運行される。マトロックではNR（旧国鉄）ダーウェント・ヴァレー線 Derwent Valley Line の駅に乗り入れており、アクセスが容易。
15:スタットフォールド・バーン鉄道は、技術者で実業家のグラハム・リー Graham Lee が収集した2フィート（610mm）軌間その他の古典機関車、路面電車、道路車両を多数保存している博物館財団。機関車は同氏が株主であったハンスレット社製が中心。広大な農場のへりに約2.4kmの走行軌道が敷かれており、大規模な整備工場も有する。定期公開はされておらず、年に何回か企画される有料行事に参加することで見学が可能。
31:サウスエンド・ピア鉄道は、テムズ河口北岸、サウスエンド・オン・シー Southend-on-Sea の町の名所になっている長い観光桟橋の上で、海岸とピア・ヘッド（桟橋先端）Pier Head の間を連絡している鉄道。延長1.9km、3フィート（914mm）軌間で、中間に待避線がある。気動車か蓄電池式電車で毎日運行。2005年の桟橋火災で大きな被害を受けたが、2009年に復旧した。
32:グレート・ウィップスネード鉄道は、ZSLウィップスネード動物園 ZSL Whipsnade Zoo の中を走る2フィート半（762mm）軌間の蒸気遊覧鉄道で、ジャンボ・エクスプレス Jumbo Express の愛称がある。同園は、ロンドン動物学会 Zoological Society of London (ZSL) が所有するイギリス最大の野外動物園。列車は30分毎に運行され、2.4平方kmの広大な園地に敷かれた約2kmの周回線を、15分で一周する。
英国鉄道の公式サイト。運行会社へのリンク集（Train Companies）がある。Useful
Information には運行会社ごとの時刻表（Timetables you can print）、路線名一覧（Named
railway lines）、鉄道地図（Rail Maps）などがあり、役に立つ。
：蒸機運行あり 
：電化線
：ラック鉄道（一部または全線） 
：ケーブルカー
：スパイラル線あり 
：ジグザグ線あり（除 ラック鉄道）
